【さまよえるスコス展】 |
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■■■■■ シール ■■■■■ スコスができる前から、何かあるごとにシールを作ってもらっていたシール屋さんがなくなってしまいました。今回のイベントで久しぶりにシールを作ろうと思い立ち、印刷所に向かうと、そこに印刷所はなくて、新築の家の工事をしていてました。隣にも大きなマンションが建っていたので、「間違えたのかな？」と思い周辺をぐるぐるしますが、やはり印刷所は見つかりません。白いトランクスを着て宮崎アニメに出てくるようなおじいちゃんが一人でガシャガシャと大音量で印刷機を廻しているような印刷所でした。印刷の感じがゆるくてとても好きでした。 はじめて印刷所に顔を出したのは25年前。電話帳で近所の印刷所を調べて駆け込みました。すんなり開かないドアをガラガラと開けると、まさにビーバップハイスクールに出てくるような、若いリーゼントのお兄さんが機械の上から出てきてすごく怖くてビックリしました。しばらくするとおじいちゃんが出てきて、シールを作れるということで、それ以来のお付き合いでした。 若造の無理難題の色あわせや納期、シールの紙質の細かい要望にもホイホイ答えてくれて、シール屋さんのおじいちゃんは製版から抜き型まで一人で作っていました。 ガラっと扉を開けた時のインクの匂い、あのシールの独特な感じがもうないと思うとなんだか寂しいです。今までありがとうございました。  ■さまよえるスコス展 ■さまよえるスコス展のイベント情報 |
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